松尾画報

辺境のカンガルーの近況

すごいぞ

仕事中はサブスクサービスで音楽をかけることが多いんですが、
時々、とんでもない音楽に当たることがあります。

おすすめを自動で流してくれる機能があるんですよね。
方向性が近い楽曲をセレクトして、これはどう?って感じで。

その日、先に聴いていたのはなかなか前衛的なインスト。
その後に流れてきたのが、さらに前衛的な曲で。

ジャンルとしてはジャズにカテゴライズされていますが、
一般的に思い浮かべてる、しっとりお洒落な感じではなく。

まあね、ジャズって元々カウンターミュージックというか。
発祥自体はわりと尖ったものだったわけですけども。

とはいえ、これはかなーーーり尖ってるなぁ。
だってさっきから、ボーカルが嗚咽ばっかしてるんだもの…。

リズム基盤はスウィングジャズで一般的な4ビート。
その上で鳴るのはギターやピアノでなく、民族楽器っぽい音。

さらにその上に重なるボーカル…がずっと嗚咽している。
歌ってるんじゃなくて台詞的な。嗚咽してますけども。

オゥゥゥ…ノォォォォ…オゥマイガァァ…
ホワァァイ?ホワイ…ファットドゥアイ…オゥマイガァァ…

無理やり英語で言えば、こんな感じでしょうか。
何語かわからないので、全然違うこと言ってるかもですけど。

…でも、そう大きくは外れてないんじゃないかな…。
だってもう、打ちひしがれて、泣きながら嘆いてるっていうか。

すごいのすすめてきてくれるもんですね、本当に。
すごいな、現代社会。現代音楽シーン。