松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ちやほや

保育園に4年も通っていると、
登園路の住民の皆さんと顔見知りになります。

何人かは自然と挨拶するようになります。
なんといっても幼児ですから、人気者ですよね。

けど、娘は恥ずかしがって私の後ろに隠れるばかり。
年少の頃は元気に挨拶してたのにな。

私の後ろに隠れたり、ダッシュで駆け抜けたり、
あの手この手で挨拶を回避しようとします。

そんな様も皆さん、ニコニコと見守ってくれます。
なんといっても幼児。何やっても許されちゃって。

けどまあ、こう、別に偉ぶるわけではないんですけど、
こういうのって結構いいことなんじゃないかと思います。

一応、地域にニコニコを振りまいてるわけで。
なんといっても幼児。歩いてるだけで優勝。

振りまけるうちに振りまいておこう、ということで、
いくつかある登園ルートを満遍なく使うようにしています。

ダンゴムシもらったり、折り紙で作った箱もらったり。
こんなにちやほやされていいんだろうか、とも思いますけど。

でもやっぱ、振りまけるうちに振りまいておきます。
羨ましいなぁ、毎日ちやほやされるの。

あぁ、なんだかこう、私もちやほやされたいなぁ。
おじさんがちやほやされる世界線って、存在するんだろうか。

そんなこと考えながら、毎日、娘を送っています。
あー、ちやほやされたい。ほんと、ちやほやされたいわぁ。