松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ふさわしい服装

私、普段はわりとラフな格好で仕事をしていますが、

少しかしこまった打ち合わせなどは、スーツを着ていきます。

 

「1年にわたるプロジェクトのキックオフミーティング」

みたいな、なんだか仰々しい感じのやつですね。

言葉を聞いただけで胃が痛くなってきますね。

平たく言えば、ただの顔合わせなんですが。

なんでしょう、キックオフとか横文字で言われるとドキドキしますね。

 

 

 

 

最近はすっかりクールビズが浸透したので、

多少ラフな格好をしていても許される空気があるような気がします。

とはいえ、やっぱりビシッとスーツを着こなしてる方から、

シャキッとお手本のような名刺の渡され方で自己紹介されると、

妙に緊張して居心地悪くなっちゃいますね。

 

「これから一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます」

「こ、こちらこそ…(いやぁ、重いなぁ…。私で大丈夫かな、これ…)」

 

なんて具合に。

 

 

 

 

広告業界では、私たち制作側の人間はカジュアルな服装でも許される雰囲気があります。

とりあえずジャケット着てれば十分、髭をたくわえていたり、多少アグレッシブな髪型でもオッケー。

気楽な業界で助かるなぁ、というのが正直なところなんですが。

 

「あのマーケティングプロデューサーの人、さすがに帽子は脱ぐべきだったんじゃないかな…?」

みたいなことも、後々冷静に考えてみたらあったりしますねぇ。

線引きが難しいという点では、それはそれで難しいかもしれませんね。

私はそんな冒険できないので、慣れないスーツを着て、おとなしく座っています。

 

「”いかにもクリエイターです”みたいな個性的な格好」も「完璧な着こなしと身のこなしのビジネスマン」も、

どっちもできないですねぇ、私には。

先日、仰々しいキックオフミーティングにて、そんなことを思いました。

 

 

 

 

まあでも、たまに着るとスーツもいいもんですね。

夏物のシャツでも買いに行こうかな、という前向きな気分になれますね。

次の休みにでも、ちょっと見に行ってみましょうか。

 

高級スーツショップ…ではなく、いつものショッピングモールに。

ついでにフードコート寄っていきましょ。