松尾画報

まつお内科写真部(かわせみ写真家)

キビタキ

京都府立植物園で久しぶりにキビタキに出会えました。

夏鳥のキビタキは、夏を日本の山間部で過ごし、冬にはフィリピンやボルネオ島などの

東南アジアに渡り越冬します。

渡りの途中の初夏と秋には市街地の公園でも観察される野鳥です。

5月頃にも京都府立植物園で撮影しましたが、南への渡りの途中で今また植物園に帰ってきたようです。

繁殖期の初夏と違って、特徴的なさえずりをあまりしないため見つけにくいのですが

水飲み場で偶然出会うことが出来ました。

黄色と黒で綺麗なほうが雄で、雌は他の野鳥と同じく地味な色をしています。

無事に南に渡って、来年の初夏にはまた元気に植物園に帰ってきて欲しいものです。