松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ランの話ではなく

先月上旬、昔聴いていたバンドがまたひとつ終幕。
ザ・ピロウズ、解散ですって。あらまぁ。

大ヒット曲!的なのはないので、知らない人も多いかも。
でも、私的には青春真っ只中に好きだったバンド。

世間的には「Funny Burry」という曲が有名なようで。
…あれ、これっていわゆるアルバム曲だったよねぇ?

リリース後にCMやアニメで使われてたらしく。そうだったのね。
たしかにサビの歌詞&メロディはすごく耳に残るかも。

君の夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで
走ってきた

「ピロウズの曲がCMに採用されてたのか」って驚き。
一般より音楽好きに受けるバンドのイメージだったので。

…けど、今ならちょっとわかるかも。
親目線のメッセージに思えますよね、この歌詞。

原曲の雰囲気というか、ソングライターのイメージ的には、
友人に向けたパーソナルなメッセージっぽかったけど。

たしかに将来、娘や娘のクラスメイトにかけてやりたい歌詞。
…なるほど、歳をとれば聴き方も変わるのかもな。

解散は残念だけど、たくさん思い出をもらいましたし、
こうした個人的な新発見もあるわけで。

私も風の強い日を選んで走ろうと思いますね。
いや、物理的な意味ではなく…精神的にね。