松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ワンチャン

普段は若者言葉なんてそう使いませんし、
まあ、ちょっと恥ずかしいところもあります。

でも「ワンチャン」という単語は、
なんか妙に好きだったりします。

「無理かもしれないけども、一縷の望みをかけて」
という必死そうなスタンスが好きなのかも。

ダメ元で言ってみる、的なニュアンスですかね。
ワンチャンいけるかと思って言ってみる、という感じ。

「こんなスケジュールでできるわけないって思うんですけど」
「ハシモトさんなら、ワンチャン受けてくれるかもって思って」

みたいな感じで仕事を無茶振りしてくる、
若手営業マンがいます。

…未来ある若者が、必死に懇願してきている。
しゃーないやるとするか、任せとけ。

そういう無茶振りって最近はもう受けないんだけど。
一縷の望みに応えるのも、まあ悪くはないかも。

…けど、よくよく考えたら、
毎回毎回ワンチャンって言ってるなあいつ。

なんか、毎回うまいことやられてる気もしてきた。
まだ今ならキャンセルできるかな?ワンチャン言ってみるか。