松尾画報

辺境のカンガルーの近況

丸かじり

親のスネをかじる、という言葉がありますね。

もうすぐ1歳になる娘がですね、私のスネをかじってくるんですよ。

比喩的な意味ではなく、直接的な意味でスネをかじってくるんですね。

まあ、目につくものは、とりあえず舐めたり噛んだりする年頃なんですが。

なんでよりによってスネやねん…、と思うわけです。

 

 

不思議なのは、左足のスネしかかじってこないことですね。

スネに限らず、興味を引くものはいつも一定ではありません。

私の財布には強烈な興味を示しますが、嫁の財布はそうでもないようで。

嫁の財布はもう見慣れちゃっただけかもしれませんが。

いやでも、それじゃあ右スネをかじらないことの説明にならないなぁ。

 

 

同じおもちゃで遊んでると、やっぱり飽きるんですよね。

でもいつも開けさせてもらえない冷蔵庫からおもちゃを取り出すと、

最初の方は多少食いつきが良かったりします。

わりとすぐに気づいてまた飽きちゃいますが、最初は一応目新しく映るようです。

じゃあ、冷蔵庫から財布や左スネを出したらそれはもうすごいことに…、いや、やめとこう。

 

 

最近嬉しいのは、私が仕事に行くときに手を振ってくれるようになったことですね。

覚えたての頃はやったりやらなかったりなので、手を振ったときは褒めるわけです。

学習を重ねて、今では私が鞄を持っただけで手を振るようになりました。

なんなら、私が帰ってきた瞬間に手を振るわけです。鞄持ってますから。

泣く泣く私は、手を振りながらもう一度外出するわけです。これも教育。

 

 

分からないなりにいろいろ考えたり教えたりしています。

が、そろそろスネをかじらせるのは辞めさせようと思います。

だって単純に痛いですからね、スネかじられると。

子育てって難しいですね、と言いたいところですが、

難しいのかそれほどでもないのかの判断すら、私にはつきませんねぇ。