辺境のカンガルーの近況
向こう側
兵庫県に取材に行ったときによく思うんですけど、
街が細長いんですよね、東西にぎゅーんと。
電車に乗っているとよく分かります。
片側は山、片側は海。
市名や区名がコロコロと変わっていって、
西へ東へと移動を繰り返します。
けど当然といいますか、
車窓から見える山の向こうにも、街は広がっています。
昭和あたりに切り開かれたところが多いんですけど、
今となってはそれなりの歴史もあります。
神戸市なんかは特に分かりやすいんですけど、
海側なんて市域全体からみたらほんの少しなんですよね。
東西に生活圏が伸びてるのはもちろんのこと、
南北にもそれなりに伸びているわけです。
日本全体が東海道を中心にそういうとこありますが、
なかなか見落としがちです、こういうのって。
車じゃなくって、電車で移動すると分かりやすいんですよね。
景色の移り変わりは車よりずっと感じやすい。
そういうところ掘り下げるだけでも、
あと10年くらいはいろんな街を楽しめそう。
見えてそうで見えていないもの。
まだまだあるはず、きっと。
電車の話4連発でした。
もう終わりにしようと思いつつ、
最後の一杯をおかわりしてしまう悪癖があります。
だめだなぁ、しつこいのって。
来年こそは直そう、この悪癖。
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