松尾の独り言
呼吸器学会指導医
明けましておめでとうございます。
年末はインフルエンザの勢いが凄かったですね。pdm09(2009年にパンデミックをきたした)というA型インフルエンザの流行であるようで、当時、新型インフルエンザ(H1N1)と呼ばれていたウイルスの亜型らしく、まだまだ油断禁物です。皆様、体力を落とさぬよう気をつけられてください。
お正月休みの間、自分がそうですが、食べ過ぎて胃腸の調子は崩されていませんか。年明けは検査枠に余裕があるので、早めの時間に絶食で受診してください。必要であれば、すぐにCTや内視鏡検査を行い、診断をつけます。
私もあと数ヶ月で還暦を迎える歳になりました。ということは厄年ですね。大きな災いが無いように、少し慎重にいこうと思います。
ただ、今までの厄年では環境に大きな変化、しかも、後から思うと良い変化がありました。
気を引き締めて望んだことが良かったのかも知れません。
今年も良い方向に進化できることを慎重に目指します。
今、決まっていることとして、2月から毎週金曜日の午前診に呼吸器内科の専門医や指導医の先生に担当して頂けることがあります。
先生は、大阪の基幹病院に現役でご勤務されており、呼吸器だけでなく内科全般のスキルアップを目指したいとご縁を頂きました。
呼吸器病学会の指導医だけでなく、気管支鏡専門医や禁煙認定指導医など呼吸器関連疾患のエキスパートです。
それ以外の時間は今までどおり、私が外来診療を行います。
呼吸器病学会の指導医というと、奈良県全体でも20名程しかおらず、担当分野の性質上、その殆どの先生が、奈良県立医科大学、天理よろづ相談所病院、奈良県総合医療センター、近畿大学奈良病院、奈良医療センター、市立奈良病院をはじめとする大病院に属しておられ、個人のクリニックで定期的に診療して頂けることは必ず患者様サイドにプラスにはたらくと思います。
実際、当院のCT検査でしょっちゅう肺がんや怪しい病変が見つかりますが、小さな病変であれば、どのタイミングで近大奈良病院の村木先生に紹介したらよいのか悩みますが、先ずは当院の専門家に経過観察してもらえるようになります。
また、気管支喘息や非結核性抗酸菌症や気管支拡張症の患者様も一定数診せて頂いていますが、より患者様サイドの専門的医療を提供できると確信しています。やはり、肺の検査はCT無くしては成り立たないと思います。
先生は、真面目で優しく、柴犬が好きな女性の先生です。
熱が入り、文章が長くなってしまったので、息抜きに私と添い寝しているちゃちゃ(茶トラのおじさん)の写真を載せますね。
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