松尾画報

辺境のカンガルーの近況

唐突におすすめの撮影ルール

小旅行やイベントに行くときに、おすすめの撮影ルールをご紹介しましょう。

深い理由はありません、急に言いたくなったからです。

 

 

 

 

まず、記録媒体はデータ容量の少ないものを選びます。

512メガあたりのメモリーカードが理想ですかね。

すると、最近のカメラだと10枚程度しか撮れないんです。

 

この撮影枚数だと、取捨選択に頭を使うわけです。

これ、本当に撮るべき被写体か?という思考を楽しめます。

際限なく何枚も撮れちゃうと、撮る楽しみがなくなっちゃうんですよね。

むしろ撮るのが義務みたいになってきて煩わしいんですよね。

 

撮影枚数が上限に達したら、いらない写真だけ消してまた撮れるようにします。

旅の終わりには厳選を重ねた10枚が残っているわけですね。

その写真の品評会という名目で、一緒に行った人と後日また飲みに行っちゃったりとかね。

 

撮る枚数の制限、おすすめです。

 

 

 

 

次に、カメラのレンズは単焦点レンズにします。

単焦点レンズって、要はズームできないレンズですね。

実はスマホのカメラのレンズも単焦点だったりします。

ズームできますけど、あれって実はただ拡大して切り取ってるだけ。

一眼レスの方は単焦点レンズ、スマホの方はズーム禁止です。

 

レンズは持っているもので構いませんが、焦点距離は50ミリや35ミリがおすすめ。

アップで写したければ近付いていき、広く写したければ後ろに下がるんです。

 

場合によっては、写したいものが収まりきらないときもあります。

例えば奈良の大仏を撮りたいけど、全身が収まりきらない。

じゃあお線香を手前に入れて、煙越しの大仏さん写真を狙ってみるとかどうでしょうか。

撮れないなら別の撮り方で表現できないか模索。これが楽しいんです。

どうしても撮れないなら諦めて脳裏に焼き付ける、これもありです。

 

ズーム機能禁止、おすすめです。

 

 

 

 

撮影モードをモノクロだけにするとか、一回撮った写真は消去禁止とか、

カメラ位置はヨコ禁止でタテのみとか、上級者用オプションルールもあります。

まあでも、とりあえず枚数制限とズーム禁止、やってみてください。

ハマる人にはハマるんじゃないかと思います。

 

絶対に残したい写真が残せなかたっという苦情は受け付けませんので、

うまくいかなくてもハシモトを責めないでやってください。

 

 

 

あ、あと旅の途中で回転寿司屋に行った場合はですね、

タッチパネルで注文していいのはラストオーダーだけ、も追加しときましょう。