辺境のカンガルーの近況
学校ゲーム
とある専門学校の入学案内冊子を作ったんですが、
年間スケジュールやカリキュラムが、ものすごく計画的なんですね。
4年制大学でも勉強に忙しそうな印象がある分野の2年制専門学校なので、
そりゃあ詰め込み詰め込みでそうなりますよね。
とはいえもちろん、ニーズがあるからそういうスタイルの学校もあるわけで。
学校を早く済ませて2年早く就業する、ということにもメリットがあるみたいです。
就職の門戸があまり広くなさそうな、少し特殊な業界ですので、
それもまた戦略のひとつなわけですね。学生にとっても学校にとっても。
とても緻密な計画を見ていると、ゲームの中の出来事みたいに思えます。
ここでこうしてこう、次のステージはこう、ここで失敗したらここまでにこう修正。
そう考えるとちょっと楽しそうにも見えてきますが。
いやでも、ゲームするにしても、もう少しゆっくり楽しみながらやりたいなぁ。
そんなことを言う私は、ただただ遊び散らかす出来損ないの大学生活を送りましたので、
ちょっと羨ましく思っているのかもしれないですね。
それで実質的に困っていることはありませんが、だからといって活用もできていない。
4年間何やってたんだろう私は、の一言に尽きますが、みんなそんなもんですよね? ね? ね?
ただただ、感心します、このハードカリキュラムをこなす学生たちに。
身近なところにも、自分が知らないいろんな世界や生き方があるんだなぁ、と思いますよね。
新入生達がこの2年間をうまくクリアして、次のステージに行けるように願っています。
そんなこと言ってると、ますます人生がゲームみたいに思えてきますね。
次のGWは、甥っ子たちにそんな話しながら人生ゲームしてやろう。
年々アホさが増してきているかわいい甥っ子たちですが、まだ間に合うかもしれない。
愛嬌だけで世の中渡っていこうとしてるアイツらに、叔父さんがガツンと言ってやらないと。
今のうちに世の中の厳しさを教えておこう。兄貴に前もってLINEで許可とっておこう。
まあ、UNOしか付き合いませんけどね、実際のところ。
ハシモト家では人生ゲーム禁止です。長いもん。