松尾画報

辺境のカンガルーの近況

渇望

私と娘が好きな「おしりたんてい」。
2020年を最後に、新刊が出ません…。

いやね、えほん・よみもの・コミック・ノベル・その他諸々、
いろいろあって、毎年どれかは出ているんですけど。

ただ、私と娘が好きなのは「よみもの」シリーズ。
これの新刊が出ないんですよねぇ。

TVアニメもずっとやってるし、映画新作も制作中。
作品全体としての供給量は十分なんですが。

でも、新しい「よみもの」シリーズが読みたい…。
以前は半年に一冊出てたのに、もう3年も…。

そりゃね、結構いろんな舞台や展開をやりましたよ。
暗号、巨人、窃盗団、怪盗、古代遺跡、探偵対決、王位継承、カジノ…。

ネタ的にも大変だろうし、他のシリーズも作らなきゃだし。
最近は映画方面に力を入れている気もするけど。

でもやっぱり、細かいところまで描き込まれていて、
誌面全体が生き生きしている「よみもの」がいい。

ていうか「よみもの」以外は、ぶっちゃけどうでもイイ…。
アニメも毎週やってるけど、あんまり見てないし…。

「よみもの」は想像力を刺激されるんですよね。
その街にみんな生きているんだなぁって感じがするんですよ。

例えば裏路地に落ちているゴミひとつとっても、
よく描き込まれているし、ストーリーを感じる。

別の巻で出たキャラクターがしれっと描かれていたり、
本筋と関係ないところでも、いろんな物語が展開されてそうな。

子供の頃に読んだ「ウォーリーを探せ」もワクワクしたけど、
いやぁ、おしりたんてい「よみもの」はさらにイイぜ。

娘とともに、粛々と新刊発売を待っています。
発売日に本屋に駆け込む。ネット通販とか待ってられん。

来年こそは…どうかお願いします…。
娘にファンレターでも書かせたろかな、本当に。