辺境のカンガルーの近況
熱気
前にも少し書きましたが、京都市はものすごい勢いで、宿泊施設が増えています。
東京もそこそこだけど、京都市中心部・大阪ミナミの方が勢いがあるそうで。
福岡も札幌もなかなかという話も聞きます。
宿泊施設の経営やコンサルタントをしている会社の人から、そう聞いたんですね。
まあその業界の人が言うんだから、そうなんでしょう。
たしかに、京都市に住んでると、街が変わっていく実感があります。
条例で空き家をそのままにできなくなったあたりからでしょうか。
建設予定の看板が立ったなーと思って見てみると、8割が「ホテル・旅館業」な気がします。
うお、またか、と思っちゃいます、本当に。
今年に入ってからは、コインパーキングが減っている気がします。
パーキングや古いビルが(おそらく)買い取られて、ホテル建設。
近所で長年営んでいた焼鳥屋も閉店して、郊外に移転していきました。
還暦を過ぎた知人には「家を売りませんか?」という話があったそうで。
もう息子たちは他の街で独立したし、売り時だろうし売ろうかなー、なんて言ってました。
売却にかかる税金がスゴいのが、悩みどころみたいですけど。
先日のAIの話じゃないですけど、もう止められないんですよね。
そういう流れなんです、否応なしに変わっていく時期なんです。
私はあまり詳しくないですが、流れができるシステムが整ったんでしょうね。
ホテル建設ラッシュには賛否両論ありますけど、私個人的にはですね、
「街が変わっていく瞬間に立ち会えてる」という、
一種の高揚感にも似た感覚があります。
きっと、豊臣秀吉が京都の街を大きく作り変えたときも、
こんな感じだったんじゃないかぁ、と思っちゃいます。
建物が変わることもですが、人が動く動線が変わるって影響大きいですよね。
宿泊施設関係の話、きっとまだ何回か書くと思います。
スピードが早くて、熱をもって変化していく時期なんですよね。
変わっていく街を、とっても興味深く見ています。