松尾画報

辺境のカンガルーの近況

落差

私の奈良の実家、京都市内よりずっと寒いです。
京都も底冷えが〜と言いますが、かわいいもので。

実家はちょこっとだけ山奥にありますもので。
数百m程度だけど、一応、標高が高いですからね。

GWに帰るとちょうどいい気候なんです。
道端に蛇の乾燥亡骸がやたら多いのも面白い。

お盆は最近暑いけど、でもまだぎりぎり涼しい。
風が吹き抜けると、本当に心地いいんですよね。

そして冬はやっぱり寒い。
最近はだいぶマシ。でもやっぱ寒い。

顕著だなぁと思うのは、家の廊下。
暖房の効いたリビングから出ると、落差がすごい。

重力が少々増したように思える冷気。
身体をぎゅっと締め付けるような感じ。

冷気が一気に暖かい部屋に流れ込もうとする感じも、
空気が生きているみたいで、面白いものです。

毎年、正月にこの寒さを感じるたびに、
あぁ、今年も帰ってきたなーと思いますよね。

そしてやっぱり、心地いいものなんです。
そうだよ、冬は理不尽に寒いくらいが面白いんだ。

どうせ今年も夏の暑さにやられちゃうでしょうし。
今のうちに寒さを楽しんでおかないとね。