松尾画報

辺境のカンガルーの近況

踊り場

すごーく個人的な話ですが、
今年は少しのんびりした年でした。

仕事やプライベートの量がどうこうではなく、
なんだか気持ち的にゆったりした一年。

きっかけはここにも書きましたけど、
GWに行った志摩で聴いた潮騒。

朝から波の音を聴いてぼーっとしてて、
「ま、なんか、ぼちぼちでいいかな」と思ったこと。

ま、それもきっかけのひとつなだけであって、
志摩じゃなくても、違う何かがトリガーになったかもですが。

けど「ぼちぼちでいいじゃない思考」と「波の音」が、
しっかり結びついてひとつの強いイメージになりました。

ちょっと疲れたなっていうときには、
どこからともなく(いや、志摩からか)潮騒がやってきました。

まあ、力を抜いてゆっくりいこうじゃない。
ちょっとコーヒーでも飲んで休憩しようじゃない。

結果、一年を通じて少々休憩しすぎた感もあるというか…。
なんにせよ、全力で走り切ったなー!という年じゃなかったです。

諦めとか達観とか、そういうのともちょっと違うというか。
そんな仰々しいモノではなく、ただ休憩してただけというか。

私にしては人生の中でも珍しい一年だった気がします。
といってももちろん、フツーに働いて暮らしてるんですけどね。

さて、じゃあ、ここからどうすればいいんだろうか。
…ま、ちょこっとがんばって走るか。適度に力を抜きながら。

遅れた分を取り戻そう!なんてアグレッシブな気持ちではなく。
休憩にもちょっと飽きてきたな…って感じでしょうか。

階段の踊り場が終わったような気分。
踊り場の有用性がしっかり体感できた、ということにするか。

とりあえず、年明けはダイエットからスタートですね。
こればっかりはもう、毎年変わんないなぁ、本当に。