松尾画報

駒汚れなく道険し

金龍 金将

このところの将棋界も話題がいっぱいです。
第80期順位戦B級1組、前局惜しくも稲葉陽八段に敗れた藤井聡太二冠でしたが屋敷伸之九段との3回戦は130手という激戦を勝ち切り2勝1敗としました。屋敷九段と言えば藤井二冠が塗り替える前の最年少タイトルホルダーの記録を持っていた長年ご活躍の棋士。終盤は藤井二冠の読み抜けがあった様ですが抜群の修正力で勝利を手にしました。
同じく順位戦A級では羽生善治九段と佐藤康光九段が激突し羽生九段の勝利。レジェンドのお二人、両者の対局数も165局に及ぶそうですが今でもA級に所属されているんですから感服です。
そして第4回ABEMAトーナメントのチーム天彦vsチーム広瀬は5-2でチーム広瀬の勝利。うちの息子が天彦さんのファンなので一緒に応援していましたが、調子を掴みきれずなかなか流れを変えられませんでした。まだまだ!次のチーム永瀬に勝てばいい!って前回優勝チームかぁ。。

さてさて。金龍の金将を掘り終えたのでお師匠のところに送りました。

あれ、銀賞も混ざってる。。そうです、練習中なので本来なんの字もない金将の裏に前回のリベンジで銀将を彫りました。
そのため表が金将、裏が銀将というヘンテコな駒に。

前回の反省を生かし今回はあまり手直しをせず、その代わり今まで以上に一刀一刀に集中して彫りましたが、やっぱり出来栄えはイマイチ。。その都度彫り終えた時には納得しているのですが、漆を入れて仕上げてみると予想してたんと違う。。

難しい。難しいなぁ。出来上がりをイメージ仕切れていない様じゃまだまだです。とにかくこれをお師匠のところに送ったので、厳しくご指導頂きます。