松尾画報

辺境のカンガルーの近況

満足感

今のところ子育てで一番満足感があるのが、
娘が自転車に乗れるようになったことでしょうか。

たしか年中頃からコマ付きで少しずつはじめ、
年長になったらコマを外したはず。たしか。

中腰で片手でハンドルの真ん中を掴んで、
下半身を斜めにしながら並走する日々。

もちろんその間もポジティブな言葉をかけ続けます。
おぉ、いい感じ、バランス取れてきたな、上手くなってるぞ。

真夏の練習は本当にキツかった…。
汗だくなんてレベルじゃなく、全身ぐしょ濡れ…。

初めて歩いたときと同じように、徐々にというよりは、
コツを掴んでから一気に上手くなったような気がします。

もう、細かいことは忘れちゃいました。
あんなに苦労したはずなのに、忘れちゃった。

ただ、今でも娘が自転車乗るときは並走しています。
自転車並走でなく、ランニング並走で。

サッカー選手かよってくらい首を振って周囲を確認しつつ、
スプリントと減速を繰り返す。なんだ、コレは。

京都市内、細かい道が多すぎて、まだまだ危ないんですよね。
段差も意外と多いし、一人自転車はもう少し先かな。

ブレーキのかけ方、いつ上手くなってくれるんだろう。
なぜ、頑なに足ブレーキで減速しようとするのか…。

けれどまあ、これでも満足感はなかなかのものです。
一応、一人で漕ぎ出せて止まれてる。成長したなぁ。

満足感。充足感。いいですよね。
これを得るために生きてるんじゃないか、とも思います。