辺境のカンガルーの近況
京都マラソン記vol.4
さて、5kmが過ぎました。相変わらず満員電車状態。
私、それなりにせっかちな性格なものですから、
ゆったり目に走っていると、少し気が滅入ってきます。
そんな時は、沿道で応援してくれる皆さんにリアクション。
これが、思いのほか、気を紛らわせてくれました。
仮装や鳴り物やプラカードには、笑顔や拍手を返し、
ハイタッチには手を出し、声援にはお礼を言います。
体力的には少し消耗するのかもしれませんが、
気持ちが本当に、ものすごく軽くなるんですよね。
応援って素晴らしい行為です。ひしひしと実感しました。
する方もされる方もポジティブな気持ちになれる。最高。
嵐山を抜けて一条通を東進、仁和寺を横目にきぬかけの路へ。
この辺りは坂がキツく、道も狭く、歩く人もちらほら。
10km少々なので個人的には全然疲れてはいないんですが、
少しずつペースが落ち始める人が出てきます。
Jより先にスタートしたF・G・Hのゼッケンもちらほら。
…ここは少しスピード上げて追い抜きにかかるべきか？
いやいや！落ち着け！まだ1／4しか来てないぞ！
少なくとも20kmまでは温存！後半には魔物がいるはずだ！
慎重…というか臆病な生来の気質のおかげか、
西大路、北大路、船岡東通、コース北端・西賀茂橋とずっと温存。
船岡東通で5時間走破のペースランナーを見た時は、
「あれ、これさすがに飛ばすべきかな？」と思いましたけど。
ペースランナーって、たぶんSブロック基準のはず。
このままいけば4時間50分くらいか。…やっぱ、ちょっと遅いな。
男性平均タイムの4時間36分を目標にしていたので、
少々焦ってきたのも事実。さあ、残り25kmほど…どうする？
つづく
………ようやく半分くらいまで走ってきました。
嵐山付近の応援に胸が熱くなったの、すごくいい思い出です。
