松尾画報

辺境のカンガルーの近況

正式名称不明

とってもくだらないことを書きましょうか。
大学時代、所属していた音楽サークルでの話。

ギターやベースって弦が張ってありますよね。
あれって定期的に張り替えるものなんです。

スチールやナイロンの弦をニッパー的なものでカット。
このニッパー的な道具にも専用の名前があったような。

で、楽器にセットした弦を締めていきます。
ヘッド(先っぽ)にあるペグを手で回して。

このペグ、締まってくるとそれなりに固いんです。
ギターはそうでもないけど、ベースはわりと固め。

これを簡単に巻く道具がありました。
ペグに装着して、少ない力でペグを回す道具。

友人はこの道具を「アルトベンリー」と呼んでいました。
「Altbenry」っぽいけど「あると便利」が正解の造語。

まあ、たしかにあると便利だけどさ…。
別になくても全然構わない。私は買ったことないです。

つまり「ナイトフベンー」ではなかった。
「Nightfven」「ないと不便」ではなかった。いらねぇ。

それ以降「あってもいいけどいらない」的なものを、
「ナクテヨロシー」という癖がつきました。「Nacteyolosy」。

もちろん、口にしません。頭の中でだけ。
くだらない…けど、20年以上経ってもたまに出ちゃう。

この記憶こそナクテヨロシーでしょうが…。
この脳内セルフつっこみまでが一連の流れです。

若い頃から馬と鹿。いくつになっても馬と鹿。
せめてしっかり駆けよう、馬も鹿も素敵な生き物なんだし。