松尾の独り言
GE NETWORK
松尾です
今日、金曜日の内視鏡検査を担当して頂いている奥田先生が所属されている近大奈良病院消化器内科の川崎教授と水野教授が主催されているGE NETWORKと称する講演会に参加して来ました。
今回は、30人以上の先生方が参加されており、毎週のように講演会があるこの時期、奈良で行われる講演会の中では、その盛会さに正直驚きました。
同科の秦先生が、ジョークをまじえながら、消化器内科のスタッフ紹介をしてくださり、上部消化管の内視鏡治療について説明されました。
次に、木下先生が下部消化管の高度な内視鏡治療について症例提示されました。
水野教授は御専門の胆膵疾患について、特に閉塞性黄疸に関して近大奈良病院での対応を解説して下さいました。
川崎教授も御専門とされているウイルス性肝炎、特にC型肝炎に関して、詳細なデータとともに講演されました。川崎先生によると、肝炎ウイルスに対する治療はこの数年で飛躍的に進歩し、現在ではC型肝炎は内服薬のみで95%の患者さんが治る時代になったとのことです。
いずれの御講演も非常に勉強になりました。
私自身は所用のため、中座しなければならず拝聴出来ませんでしたが、特別講演にはピロリ菌の除菌治療で世界的な実績がある山形県立河北病院の深瀬和利先生が御講演されました。奈良県でも消化器病診断学は着実に進化していることを実感しました。